【 学校紹介映像を制作する際のポイント】
学校紹介について一番の目的は「入学勧誘」
動画作りにおいては、「誰に何をPRし、どうしてもらいたいのか」を明確した骨組みつくりましょう
学校は学校教育法の教育機関である幼稚園、小学校、中学~などの11種と
資格取得や趣味を目的としたスクールを含めますと数百種が存在します。
多種の分類に分かれますが、全て考え方は同じです。
この企業の強みはなんなのか?
この企業が与えてくれるメリットはなんなのか?
このお店でが他と違う魅力はなにか?
伝えたい内容を短時間でいかに伝えられるかが
会社・店舗案内動画の決め手といえるでしょう。
例えば語学教育に注力する学校の場合
①骨組み
- 誰に → 未来の生徒に
- 何をPR→ 英語学力の向上に努めている
- 結果 → 入学してもらう
②肉付け
- 前フリ&つかみ(心揺さぶる驚き)
- 誰に → 未来の生徒に→どこでPR(学校の保護者説明会、ホームページ)
- 何をPR→ 英語学力の向上に努めている→どんな取り組みで?どんな教師が担当?卒業生の現在は?
- 証拠は → 「魅力の訳」と「証拠」と「真実の証人」を提示
- 想像 → 有名進学校への入学(将来的なベネフィット)
- 結果 → 入学してもらう
これが構成の流れです。
これは大学のPR映像制作の場合も同じように考えます。
- 前フリ&つかみ(心揺さぶる驚き)
- 誰に → 高校生と保護者に→どこでPR
(学校説明会、学校ホームページ) - 何をPR→ 大学の魅力を伝える→どんな魅力?→他校との優位性は?将来的なベネフィットは?
- 証拠は → 「魅力の訳」と「証拠」と「真実の証人」を提示
- 想像 → 楽しいキャンパスライフ、将来への夢、卒業後の人生、
(生徒のベネフィット) - 結果 → 入学してもらう
これらのシナリオ構成で動画を作成していきます。
学校紹介映像は「誰に、何をPRし、どうしてもらいたいのか」を基に組み立てますが、
学校の魅力だけをPRするのではなく、将来的なメリットを加えることで効果的な動画となります。
【新卒者用会社案内・紹介動画】
パターン1:「私立小学校の生徒募集」の推奨例
実際に通ってみないと分からない学校の雰囲気やカリキュラムの内容を一日の流れを映した
映像をとおして疑似体験することが出来る。
制作のポイント
学校の魅力を一日の時系列により紹介
登校シーン
子供たちの「楽しい!」という言葉と、笑顔でのオープニング。
明るく楽しい学校生活がイメージでき、保護者が安心出来る。
挨拶を大切にする運動、ICチップによる登校管理システム等、当校ならではの特徴を紹介。
授業シーン
授業シーンでは、当校の教育方針を元に紹介して行きましょう。
活気のある授業風景とともに、教育方針を示します。
大切な子供を預ける学校の内部が保護者の一番気になるところ。
実際の授業風景、校内の様子、教育プログラムを知ることができ、理解を深めることができます。
教わるだけでなく、自分たちで学ぶ姿勢を促進させるような内容にしましょう。
給食
食材・栄養・衛生等のPRをしましょう。
「食」に対してデリケートになっている保護者が多い傾向にあるので、
給食を調理している業者など、出来る限りの情報公開が安心へ繋がります。
また、給食に対する生徒の「美味しい」というコメントもつけましょう。
放課後
クラブ活動など、課外活動については授業内容と等しく重用視されます。
「学力」に加えて「人間性」の発達を期待される教育現場では、
課外活動がいかに充実しているかがポイントです。
学校に通うことで得たベネフィット
生徒
学校生活で一番楽しいことや、やりがいを感じていることをコメントしてもらう。
また、卒業生や進学先の決定した在校生から当校のメリットを語ってもらう。
保護者
保護者の立場からみた当校の良さを語ってもらう。
保護者目線のコメントは、入学を考える保護者たちにとって非常に参考となる。
教師
教師個々の考えや理想を語ってもらう。
教師は学校の魅力の一部として大きな役割を持つ。
各教科の担当教師のコメントなどを盛り込むと現場目線の良いコメントが得られやすい。
パターン2:「大学」の推奨例
複数の生徒へのインタビューで大学の良さを語ってもらう。
制作のポイント
生徒の声をメインにする
大学は小中高校にはなかった魅力がある。
また、大学は社会への玄関口となるため、そこで得ることのできる
知識は進学先を選ぶ学生にとって大変重要なものである。
大学で得られる知識、体験を視聴する学生により響かせるには、学生の生の声が最適。
ゼミについて語る
大学の大きな特徴のひとつとして「ゼミ」がある。
学生にとっては、まだ未知の部分であり、一体何が学べるのか気になるところ。
多くのゼミで得られる社会貢献の経験は、その先の「就職」という目的に対して大変重要な部分です。
留学・留学生の情報
語学系の進路を希望している学生に特に必要な留学の情報。
この大学がどの国の留学を斡旋しているのか?そもそも学部で留学ができるのか?
留学は語学を学ぼうとする学生にとっては必要不可欠な項目ともいえます。
留学によって得られたものにポイントを絞ってコメントをもらいましょう。
さらに、諸外国からの留学生のコメントもあればなお良しです。
大学にどのくらいの留学生が在籍しているのか、留学生のキャンパスライフについてなど。
少子化によって学生自体の人数が減少いく中、留学生の存在は貴重となってゆきます。
地域の情報も加える
大学の自体の魅力だけではなく、大学のある地域にも学生は興味があります。
「この大学に通えば、こんな文化、お店、場所が近くにある生活が送れるんだ」と感じてもらいましょう。
都会・地方問わず、地域の情報はそれぞれの特色があり、学生にとっても興味深い者です。