22年
今日で阪神大震災から22年が経ちます。
当時、テレビ画面に映し出された映像を
頭の中の記憶として鮮明に覚えています。
中継レポーターが画面の向こう側から発していた
「これはもう、神戸じゃないです」という言葉が
なぜか強く印象に残っています。
物事とは、時が経つにつれ
また新たな災害が起こるにつられ
忘れられがちになるのは世の常ではありますが、
自然災害大国に住んでいる者として
決して風化させてはならない出来事の一つです。
先の大震災が起こってから数年後、
私用で海外に行った際のこと。
私が日本人だとわかると
二言めには「地震大丈夫だったか?」と
たくさんの人達に声をかけられたことがあります。
人を思いやる気持ち、
助け合いの心、
私たち日本人には特に強く備わっているものです。
1月17日、
我が国が大災害に見舞われたこの日に、
改めてこの精神をより強く持って生きられるよう
心に刻みつけておきたいものです。